469 :ムササビりべんじ77 ◆TC5.ZMGs :02/04/12 01:35
高校時代にあった話です。
高校2年の時に同じクラスに編入してきた生徒がいました。
彼はあまり周りとなじもうとはせず、一人で本を読んでいることが
多かったのです。
ある日、自分が好きな小説を読んでいたので声をかけて話をしてみると、
彼は予言や前世などに強い興味を持っている事が分かり、自分を含めた
数人とは話をしたりするようになりました。
それからしばらくして、彼の態度が急によそよそしくなり、問いただしてみると、
実は彼は未来が見えると言いました。
そして、
「あと3日で世界は終わる、誰の未来を見ても3日以上先の未来が見えないんだ」
と・・・
そう言ったのです。当然、仲間内でも信じる人はいなく、彼は孤立しました。
そして、3日後・・・何事もなく終わり、
4日目の朝、彼は登校してきませんでした・・・
しばらくすると担任が教室に入ってきて、こう言いました。
「A君(彼)が昨日、交通事故にあって亡くなりました」
確かに予言はある意味では当たったのです。
彼にとっての世界は終わったのです。
偶然にしては出来すぎている・・・本当に彼には未来が見えていたのでしょうか・・・