427 :ムササビりべんじ ◆TC5.ZMGs :02/04/12 00:35
ウチの兄貴と中3の頃に六甲のとある山にキャンプに行ったときのお話です
(あんまり怖くない話だと思う)。
その夜晩飯を済ませた後、雑談をし12時過ぎたところで寝ようとしたとき
ウチの兄貴が「飲み物買ってくる」と一言いいそのまま歩いて自動販売機の
方へ行きました。
30分くらい経っても戻らないので心配してたところに(自動販売機まで
往復10分くらいの距離)帰ってきて、帰ってくるなり「お前耳ええほうか」
とたずねてきました。
分けがわからず「なんで?」と聞くとどうしても聞き取れないと言うだけで
ひっぱっていかれました。
ついたところが山の小道の所に切り株があるところでした、そして兄貴が
「聞いてみい」という方向へ耳を向けて聞いてみると女の子の声がします、
なんか泣き声で何かしゃべってるみたいに聞こえます。
「何なんこれ?」と聞くと
「多分幽霊と思うけどなにしゃべってるかわからんねん」。
っていうかずーときいとったんかい!
「もうええがな、早よかえろーな」というとやっと帰る気になった
みたいで・・・。
それから数日後テレビでやってた内容がその山の事でした。
なんとそのキャンプ場の近所で小学校6年生の女の子がいたずらされて
殺され埋められていたとのこと(新聞とテレビで大騒ぎしてました・・・)
しかしまー ウチの兄貴も正体不明の声をいつまでも聞いていたもんだと
思いましたよ。