256 :ムササビ72 ◆TC5.ZMGs :02/04/10 07:12
大学の仲間と飲んでて、いいかげん酔いも覚めてきたころ、怪談でもしよう
と言うことになった。
しかしながら、そこにいたメンバーのほとんどは、恐怖体験などしたこともない。
そこで、こっくりさんでもやろうじゃないか、ということになった。(ちなみに、
飲み会場は、都内某所心霊スポットでもある某大学サークル棟」)
いざ、こっくりさんで使う、あの五十音と鳥居のある用紙をつくったものの、
後輩の一人が絶対にこっくりさんをやらないと言い張る。
こっくりさんで、いやな思い出があるというのだ。
後輩が中学生のころ、どこの学校でもそうであったと思うが、こっくりさんが
流行った。
よくある話(かな?)だが、一人の男子学生が"取り付かれて"しまった。
そして、その学生は学校に来なくなってしまう。
「彼が学校にこれなくなった、その言い分が怖かったんですよ」
後輩は言った。
「彼は、学校どころかどこにも行けなかったらしいです。家から出ること
すらできなかったって。だって家から出ようとすると、
家の前でこっくりさんが待っていたらしいんです。」
教訓:こっくりさんはやめましょう。