152 :霊感体質1:02/03/28 23:54
私は今まで、霊といものに全く興味を持っていませんでした。
それが、去年の夏以来
無関心ではいられない状況になってしまいました。
そのきっかけとなった出来事とは
私自身の不注意による交通事故でした。
私の人生最初の霊体験は
病院に入院しているときに体験しました。
その時、私は一週間生死の狭間をさまよっていたそうです。
もうろうとした意識の中で
誰かが呼ぶ声が聞こえます。
なんだか懐かしいその声は
10年くらい前になくなった私の祖母のものでした。
祖母は私を非常に可愛がってくれました。
その祖母が、初めてみるような怖い顔で
こっちに来たらいけないと言っていたようです。
気がつくと病院のベットの上でした。
意識を取り戻し、
しばらく不自由な入院生活を送っていました。
退屈なため、昼寝ばかりしていた私は
夜中の1時頃に目を覚ます癖がついていました。
おかしな事に、目を覚ますと必ず看護婦さんが
見下ろしているんです。
大きな病院ではありましたが、
その看護婦さんには全く見覚えがありませんし、
私が目を覚ましていることは明らかなのに
一言もしゃべらないでじっと私のことを見つめているのです。
何か声をかけようかと思っていると、
看護婦さんは無言で病室から出ていきます。
昼間、その看護婦さんにはあったことはありません。
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何とか、普通の生活に戻ることが出来たのですが、
その事故を境に、妙なものを見るようになりました。
私が部屋で寝ていると
頭の上から大勢の人が話している声が聞こえます。
私の家は結構年期が入っていて
天井は板張りになっています。
何となく天井を眺めていると
天井の木目がだんだん人の顔になって盛り上がってきます。
そのまま見ていると、天井一面にびっしりと人の顔が浮かんでくる。
その顔は全部違う顔で、
激しく口を動かしてしゃべっているのが分かるのです。
なんて言っているかはよく分かりません。
最近の出来事です。
先週、渋谷に遊びに行ったときのことです。
友達と一緒に歩いていると
前の方からそれは歩いてきました。
それは男性のようでしたが、確かではありません。
というのは、それには頭がついていなかったからです。
一緒に歩いていた友達も、その方向を見ていたのですけど
気づいていないみたいでした。
それがすれ違った時に、軽く私の体に当たったんです。
その時、私には聞こえました。
『失礼』
本来、頭のあるべきところから聞こえてきました。
そして、今 私の体験談を記入しているのですが
後ろから話し声が聞こえています。
もちろん、振り返っても誰もこの部屋にはいません。
でも、はっきりと話し声が聞こえています。