洒落怖

続 止められている電話

*ブログ主注 止められている電話の続きのお話です。

 

377 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/06/13 18:16
随分前に載せた電話の話の続きです。

1.Kとは電話ではこの前の時も含めて何回か話はしていたものの、
僕が仕事を本格的に初めてバタバタとしていた事もあって、
この5年程会っていませんでした。

何故に5年間も、と思われるかもしれないが、
何せ部屋の電話も止められているうえに今時、携帯電話も持っていないK、
会うためにはこちらから千葉の船橋まで会えるかも判らないのに行って探し出さないといけない。
(わざわざ行った日に居るかどうかも判らないのに面倒でしょう?)
でも、この前の電話の事も直接会って話がしたかったし、
丁度GWの連休もあると言うことで、久しぶりにKの家を訪ねてみる事にしました。
最悪、会えなくても久しぶりの街を散歩するだけでもいいか?って思っていた。
電車を乗り継ぎ目的の駅に着き、早速Kの部屋に行ってみる事にしました。
金が無くて電話も止められている奴は家に行けば居るだろうと思ったからです。

<Kの住むアパート>
ちょっと見、小綺麗な2階建てが二棟、奥に向かって4部屋づつ。
右側の一階、一番手前がKの住む部屋。

5年前と同じだ、郵便受けには大量のチラシやビラが詰まっている。
とりあえずインターホンを押してみる。
ピンポーン・・・ピンポン、ピンポン、ピンポン。
ドンドンドン・・・。
居ねぇのかよ!!

一階の部屋なので裏にまわって様子を見ようと思ったけど、
カーテンが閉め切られていて中の様子は全く判らない。

378 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/06/13 18:17
2.もしかしたらバイトでも始めたのかも知れないと思って、
夕方にもう一度出直して来ることにした。
学生の頃の思い出の街をブラブラと歩いて、
よく通っていた量だけがウリの定食屋で遅めの昼食をとってから、
改めてKの部屋に行ってみることにしました。

<改めてKの部屋>
まだ戻っていない様子。
このまま家の前で待っているのも、このまま帰るのもなぁ。
などと考えていると、向かいの部屋のドアが開いて、
子供を抱いたおばさんが出てきた。
おばさんは僕の顔を見ると、
「あなたもしかしてKさんのお知り合い?」
とKの部屋をそっと指さして聞いてきた。

「ハイ、K君何処かに出かけてるみたいで。」

「・・・何も知らないの?」

驚き顔のおばさんは表情を少し堅くして話し始めた。
抱かれている子供はよく眠っている様でした。

「凄かったのよ、何か気が狂ったみたいに夜中に大暴れして、大きな声だして。
お友達にこういう事言うのはどうかと思うけど、突然変に女性っぽくなったり、何かおかしかったわよ。
そうそう、それに・・・、近所の人達で駆けつけた時にKさん怪我しててね、
最近怖い人多いから誰かに押し入られたんじゃないかって思ってたんだけど、
どうも自分でやってたみたいなのよ・・・。
何度か警察とか、救急車も来たりしてねぇ。
今は親御さんに連れられて兵庫のご実家の方に帰られているはずよ。」

「へ?」

僕は随分と長い間、間の抜けた顔をしていたに違いない。
そして余りに信じがたい出来事にクラクラしてその場に座り込んでしまった。

https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1021887980/

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