253 :ムササビ69 ◆TC5.ZMGs :02/04/10 07:07
去年の暮れ、おじいちゃんが入院したときのことです。
入院先は、父方の祖父と祖母(おじいちゃんの妻)が亡くなったこともあって
私はあまりいい気がしませんでした。とにかく急だったので個室に毛が生えたよ
うな部屋になったのですが、そこがなんとも居心地悪いのです。
白い壁、北向きの窓、テレビ、ベッド、トイレ。別に何てことないはずなのに、
いるとだるい。帰るとぐったりです。母と私が行ってたのですが、2人とも
同じでした。
ある日、おじいちゃんが不機嫌で退院すると言い出したので母と私は内心喜ん
でました。でも、それには変な理由があったのです。
夜中にトイレに立とうとしてナースコールしたそうなんです。そうしたら、3人きました。
でも、1人しか手伝ってくれかったそうです。後の2人は無言で入り口に立ってじっと
見つめている・・・そしてもう1人に声もかけずに立ち去ったそうです。
それがけしからんってことらしいんですが、あれ?
その病院は付き添いさんもいらない完全看護なはずなんです。
もうひとつ気になるのは、夜中でもいろんな格好の人が歩いてると言ったこと。
昼間しか面会はできないはずだし、看護婦、医師の服装だって決まってる。
母から聞いたとき、おじいちゃんのボケであってほしいと心から望んでしまいました。
しかし、耳は遠いものの全くぼけてません。しかも無神論者で非科学的なことは起
こっても認めません。
とにかくあの病院には行かなくてすんだのでほっとしています。