389 :ムササビりべんじ ◆TC5.ZMGs :02/04/11 22:04
私が学生の頃、六本木のクラブでバイトを
している時にお客さん(仮にTさんとします)
から聞いた話です。
その日も、Tさんは六本木のとあるクラブで
お酒を飲みながら、女の子達と恐い話で
盛り上がっていました。
順番に、人から聞いた恐い話や、自分で体験した
ことなどを話していたそうです。
そして、Tさんに順番が回ってきました。
Tさんが、とっておきの恐い話をしている時です。
ボーイがTさんを呼びにきました。
「Tさんに、お電話が入ってます」
Tさんは、(おかしいなぁ。ここにいることを
知っているやつなんていないはずなのに)と思いつつも、
電話に出ました。
受話器を耳にあてると、この世のものとは
思えないような恐ろしい、低い声で、
「これ以上話すな」
といって切れたそうです。