461 :ムササビりべんじ73 ◆TC5.ZMGs :02/04/12 01:28
あれは、僕が小三か小四の時でした。もう二十年近く前の話ですが、今でも忘れられません。
当時僕は、二学期の学級委員をしており、ある議題を決める為に教壇に出て
司会をしていました。その時は、よほど大事な議題だったようで、もう一人、
一学期の学級委員をした友人も一緒に、二人で司会をしていました。
なかなか話がまとまらず、仕方なく多数決をとることになりました。クラス
全員がどちらかに手を上げる事として棄権は無しです。
その日は、欠席者は無く全員が席に着いていました。まずA案に賛成の人、
それからB案に賛成の人、それぞれを数えました。しかし、どうしても一人
多いのです。僕達司会の二人は、そんなはずは無いと思い、何度もやり直しました。
一人が挙がっている手の数を数え、一人が挙げていない人の頭数を数える。
全員手を降ろしてもらって顔を見ながら出席者の数を数える(1クラス30人程
ですから知らない顔はありません)。両手を挙げている人がいないか確かめる。
どうしても合いません。その内事情のわからないみんなからは、ブーイングが
出る始末(青い顔をしているのは,前に出ている僕達だけ)。
仕方なく、最後に全員に右手だけ挙げてもらい、その数を数えました。
やっぱり一人分手が多いんです。
幸いその時は、B案に賛成する人が多かったので、僕はB案で決め、
学級会を終えました。その後もう一人の司会と話しましたが、数え間違いでは
絶対に無い事以外、答えは出ませんでした。あれは、霊のイタズラだったのでしょうか?