455 :コピペ:02/03/22 23:44
あれは、夏、ニューヨークに行ったときのこと。
1泊1万円ぐらいしたのに、泊まったホテルにはクーラーがありませんでした。
暑いんで窓を開けっぱなしにしていましたが、夜中の二時ごろ
息苦しさに目をさましました。
見るとベッドの横ににひげを生やした白人の大男がたって、
寝ている私を見下ろしています。寝ぼけていた
私は恐怖で凍り付きました。動悸が激しくなって頭の中に響き渡ります。
「強姦されて殺される!!!!」ああ、治安の悪いアメリカなんてくるんじゃ
なかった、眠ったふりをしつつ、私は恐怖で混乱してなすすべもありませんでした。
ところが、男はじっと立っているだけで何もせず、そのうちにすうっと、目の前で
消えてしまったのです。その間はたいそう長く感じられましたが、ほんの数分
だったようです。
そのあと、私は部屋の電気をつけて叫びました。
「やった-幽霊で良かった!!!!!」
そう、あの男が人間だ、と思っていたときのすさまじい恐怖感に
比べたら、もうほっとして、幽霊にほお擦りしたい気分でした。
怖くない話でごめんなさい。
ちなみに、私の人生で一番怖かったのは、ワシントンDCの一番治安の悪い場所に
間違えていっちゃた時です。だって、道の両側では家が燃えてるし、住民は
なぜか裸でらりってるし、、、マッドマックスの世界でしたよ。