608 :案山子の肉:02/07/02 01:22
今から10年前、通っている大学の近く下高井戸にワンルームマンションを借りた。
甲州街道に面していて、上には首都高がある。二階だったから首都高の影で昼間でも薄暗い。
家賃が比較的安いこともあり早々に不動産屋と契約をし、1週間後に荷物を運び込む事にした。
当日、神奈川県からの引っ越しだったが、業者の都合で荷物が到着するのが午後6時を過ぎるとのこと。
実際運び込まれたときは日が暮れていて、まだ電気の通じていない部屋は暗く、外から差し込む僅かな街灯の明かりだけが頼りだった。
引っ越しの業者は置くだけ置いてそそくさと帰ってしまったので、しかたなくベットのマットだけを引っぱり出して部屋の中央に置き、少し早いが寝てしまう事にした。
翌朝、カーテンのない窓からの朝日で目を覚ました。周りを見回すと同時に息をのむ。
ベットの周りにはおびただしい数の髪の毛が絨毯のように散乱していた...。
なにが怖いって? 半年後、退去するときの不動産屋のセリフ『えぇ、退去される皆さんには部屋の清掃料を敷金から差し引かせていただいてます』
...清掃料は俺が貰いたいくらいだ。
怪奇現象より怖いこと
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