436 :ムササビりべんじ ◆TC5.ZMGs :02/04/12 00:47
これは私が大学1年の冬に体験した実話です。
上信越自動車道がまだなかった頃、大学の友人3人と友人の車で、
長野へスキーに行きました。松本ICを降りて長野市へ向かう途中の峠での出来事です。
私には霊感がまったくないものと思っていましたが、見てしまったんです。
峠を上っていく途中、反対車線の歩道を肌蹴たワイシャツ1枚で降りてくる、
若い女性が見えました。大雪でしたので視界が悪く目の錯覚と思い、
友人に確かめてみても全員見えるようでした。
最初は霊と思わず、暴行された女性ではないかと観察しながら友人と話し、
「助けよう」という結論になりました。私はその女性に違和感を感じておりましたが、
何かわからず助けることに同意してました。車を止め、助けにいこうとしたその時、
一人が顔面蒼白になり悲鳴を上げて「逃げろ!」と叫び、
その声で私達も車内で悲鳴を上げ車はスリップしながら爆走しました。
「逃げろ!」と叫んだ奴と私の違和感は一致していました。
外は猛吹雪なのに若い女性の体には雪ひとつ積ってなく、
髪も濡れていなかったのです。